IK multimedia「MODO BASS 2」

 

様々なエレクトリックベースモデルやアコースティックベースをエミュレートする究極のフィジカルモデリングベース音源

製品概要

IK MULTIMEDIA「MODO BASS」は大変人気の高い、物理モデリング音源のエレクトリックベース音源です。リアルなパフォーマンスをリアルタイムで生成し鳴らすことができるベース音源で、コンパクトな容量で生演奏のようなアーティキュレーションを実現します。MODO BASS 2へのヴァージョンアップによって待望のアコースティックベースが追加されました。フレーズパターンライブラリ等もアップデートにより搭載されました。

MODO BASSは、業界初のフィジカル・モデリング・エレクトリック・ベース音源です。V2へ進化し、フレットレス、アップライト・ベースを追加。パターン再生機能の追加、ピック、スラップアルゴリズムの向上など、ソフトウェア本体の仕様も強化されています。ヨーロッパ最古の大学の1つでもあるパドヴァ大学と、ギター・アンプやエフェクターのアナログ・モデリング技術で着実に実績を重ねてきたIKとの8年間にも及ぶ長い長い共同研究開発を経て、満を持してお届けするヴァーチャル・インストゥルメント製品です。そのサウンドはあくまでもリアル。熟達したベーシストにより演奏されたかのようなリアルで確かなサウンドを、この最新ヴァーチャル・インストゥルメントにより得ることができるのです。



MODO BASSは、コンピュータ・ベースのヴァーチャル・インストゥルメントを再定義するほどの、まったく新しいテクノロジーに基づいています。MODO BASSはサンプル・ベースのインストゥルメントではありません。MODO BASSは、最終的なベース・サウンドを形成するあらゆる側面の物理モデルを基に、リアルタイムに音響合成を行うというフィジカル・モデリングのコンセプトに基づいたベース音源なのです。まず、楽器としてのベースそのものがモデリングされています。ベースを構成しているボディの材質、弦、ピックアップやワイヤリングだけでなく、その相互作用までもがモデリングされています。また、さまざまな奏法、アンプやエフェクトなどもモデリングされています。そして、こうした実際の楽器の特性や奏法などの物理モデルを基にして、そのサウンドがリアルタイムにシンセシス(音響合成)されるのです。

MODO Bass 2の新機能

## 8種の新作を含む、22種のベース・モデル

MODO BASS 2には、さまざまな時代、音楽ジャンル、著名なベーシストを象徴する22種類のベース・モデルが収録されています。




新しい8種のベース・モデル

Fretless Jazz(Fender Jaco Pastorius Jazz Bass®を参照)、Fretless Bass Man(Pino Palladino Music Man® Stingrayを参照)、Studio Upright(ジャズ・アップライト・ベースを参照)、Rockabilly(ロカビリー・アップライト・ベースを参照)、Aluminum(Noah Paraffina Bass®を参照)、Fusion J-Bass(Fender Marcus Miller Jazz Bass®を参照)、Horn Bass(Danelectro® Longhorn Bassを参照)、Punk Bass(Fender Mark Hoppus Jazz Bass®を参照)。


14種のベース・モデル

60’s P-Bass(Fender Precision Bass®を参照)、70’s P-Bass(Fender Precision Bass®を参照)、70’s J-Bass(Fender Jazz Bass® を参照)
Modern J-Bass(Fender Jazz Bass® を参照)、Devil Bass(Gibson® EB-0を参照)、Bass Man 5(Music Man® StingRay 5-stringを参照)、Rick n’ Bas(Rickenbacker® 4003を参照)、Studio Bass(Yamaha® RB5を参照)、Violin Bass(Hofner® Violinを参照)、Thunder Bass(Gibson® Thunderbirdを参照)、Japan Bass(Ibanez® Soundgearを参照)、Flame Bass(Warwick® Streamerを参照)、Imperial Bass (Fodera® Imperial Customを参照)、Metal Bass(Dingwall® Combustionを参照)。



## 待望の、フレットレス・ベース対応

2種類のフレットレス・ベース・モデルが、MODO BASSに加わりました。ジャコ・パストリアスがカスタマイズしたFender Jazz Bassを参照した「Fretless Jazz」は、一聴しただけでそれとわかるトーンとダイナミクスを備えています。ピノ・パラディーノの演奏で有名なMusic Man StingRayを参照した「Fretless Bass Man」では、ポール・ヤング、ドン・ヘンリーなどの名盤さながらのベース・サウンドをお楽しみいただけます。MODO BASS 2では、この新しいフレットレス・ベース2種に加え、他の18種のエレクトリック・ベースもフレットレス・モデル化することができます。ネック、弦、ボディなど各構成要素のふるまいを再現して発音する、フィジカル・モデリング音源ならではのアップデートです。





## アップライト・ベースも登場。

フレットレスと並び、既存のMODO BASSユーザーからリクエストの多かったアップライト・ベースも追加されました。クラシックなジャズで使われるウッド・ベースを参照した「Upright Studio」、スラップを多用するロカビリーに最適なナイロン弦のダブル・ベースを参照した「Rockabilly」と、2種類のモデルが用意されているので、音楽スタイルにあわせてお選びいただけます。アップライト・ベースを選ぶと、「STUDIO」画面にて近接マイクの位置を調整したり、ステレオ・ペアのアンビエント・ルーム・マイクをミックスすることができます。ピックアップ信号を混ぜたり、エフェクターやベース・アンプのモデルを通すこともできるので、アコースティックなサウンドを超えた音作りも可能です。





## パターン演奏機能を追加

MODO BASS 2では、ジャンル、曲のセクション、演奏スタイル、長さ、拍子など、さまざまな条件でブラウズできるスマート・フィルターを搭載した「PATTERNS」画面が加わりました。楽曲を支えるベース・トラック用のパターンからソロ・フレーズまで、各パターンを試聴しながら、必要なものを見つけることができます。「ベタ打ちしても、人間味がでる」と言われることの多いMODO BASSですが、「PATTERNS」の各フレーズはプロのベース・プレイヤーの演奏を取り込んで収録されているので、さらに生々しい最高のグルーブ感とフィーリングを、DAWのテンポに同期した状態で再生することができます。


## 奏法の再現力も、向上

MODO BASS 2では、「PLAYSTYLE」画面で選択可能なピック、スラップ奏法のアルゴリズムもさらに磨かれて、これまで以上にリアルな演奏フィールを再現可能になりました。弦を弾く位置、強度、方向、弦の振動によるデタッチ・ノイズ、スライド・ノイズなどさまざまな調整機能と組み合わせることで、単調になりがちなMIDIファイルに生命を吹き込み、ベース、楽曲全体を新たな高みへと昇華させることができます。

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